26年度研究総会

今年度の研究総会ご参加ありがとうございました。時間の都合上、総会では、前会長のあいさつができませんでしたので、紙上でごあいさつさせていただきます。(新会長のあいさつは6月号に掲載します)

 

前会長 榎登志裕のあいさつ

教職について数年間を無我夢中で過ごし、ふと振り返って見ると、マンネリになりつつあった授業づくりに悩んでいた頃、職場の先輩から、「研究会に参加して、授業づくりについてのいろいろな知恵を学んだら?」とのアドバイスを受け、20代後半より約30年間、役員として研究会に関わりました。その間、さまざまな研究授業や研究大会、夏季巡検などに参加し、多くの先輩や同僚から「授業づくりの知恵」「授業づくりのための視点」を学び、その成果を自校の生徒に還元したときの生徒の喜びに満ちた笑顔、「社会科っておもしろいね」の声が、今でも心の支えになっています。

魅了ある授業を行えば、生徒との信頼関係が深くなり、その信頼関係の深さは、生徒指導などにも応用・活用することができました。

経験の浅い社会科教師が急増している今日、多くの先生方が研究会活動に参加し、「生徒のための魅力ある授業づくり」に取り組んでいただけたらと熱望しています。

 浜中社の会長は引退しましたが、全国中学校社会科教育研究会(全中社)の副会長としての仕事があと少し残っていますので、全中社の会合で、浜中社の活躍を発信していきます。

 

ご意見・ご感想(抜粋)

「身近なケースなど具体的な例をまじえた説明で大変理解しやすかった」(多数)

「昨年度と同様に今年も良い研修となった。明日から活用していきたい」(多数)

「多角的・多面的にアプローチする手立てを知ることができた」(多数)

「今日の講演会を聞いて、自分自身もっと多角的多面的な授業を行いたい」(多数)

 ←このような意見を多数いただきました。ありがとうございました。

 

「教科書だけでなく、いろいろな教材をつかって授業を展開したり、方法を練っていきたい」 ←横浜の子どもたちのために協力して頑張っていきましょう。

 

「『思考・判断・表現』をどのように取り入れるかというテーマで今後も研究を続けてほしい」 ←今年度の研究授業もそのテーマで行います。ご期待下さい。

 

「具体的実践、授業実践についての話題をより多く学びたかったです」

「どのように授業に取り入れていくか、良く理解できなかった」

「考えさせる授業を実践するにはかなりの力が必要だと感じた」

「テクニック論ではなく、内容研究をもっと行ってほしい」

「生徒の誰もが魅力を感じる授業を目指そうとすると、立ち行かなくなる気がする」

 「地誌の話も聞きたかったです。授業のネタみたいなものを持って帰りたい」

←8月の研修講座や研究授業、学習会など研究会やJ委員会の活動にご参加下さい。

 

「全国でどのような実践がなされているか具体例を紹介してほしい」

←ぜひ市の研究授業、関ブロ大会や県大会などにご参加下さい。

 

「機会があれば、評価についての研修を企画してほしい」

「数年前の重松先生のような講演を期待したい」

←今年度は無理かもしれませんが、夏の研修講座や冬の講演会等の議題、講師として検討したいと思います。

 

「講演会の内容を校内で共有していきたいと思います」

←ぜひ、校内で研究会の活動を広めていって下さい。

 

 「思考させるためには知識や理解が前提になるが、どうしたらいいのか」

←単元の中で知識を習得させる場面を作り、その知識を活用していくことで深い知識をさらに習得し理解させることができます(スパイラル)

 

みなさんたくさんのご意見ご感想ありがとうございました。会場の雰囲気も、また感想などでも先生方が日々授業実践に一生懸命に取り組んでいる様子が良く伝わりました。私たち研究会も元気をもらった気がします。今年度の研究会の活動もよろしくお願いします!

 

研究推進委員の募集

 「研究会に参加すると研究授業をやらされる」という話がありますが、そんなことは絶対にありません!若手の皆さん一緒に研究部会の活動に参加してみませんか?

研究推進委員になれば、研究会のさまざまな活動を個人宛にご案内します。毎回参加することもできますが、参加できるもの、興味のある会議だけに参加するだけでも大丈夫です。ぜひご登録ください。

 

ty-tan04@edu.city.yokohama.jp(田中良樹メールアドレス)までメール下さい。